消費税10%に増税時にポイントが2%還元されることを利用した集客術とは?
2019年10月に予定する消費税率10%への引き上げに備え、政府が検討している経済対策の骨格が書いてある記事を見ました。
中小小売店での商品購入時、クレジットカードなどのキャッシュレス決済を使った消費者に対し、購入額の2%分をポイントで還元する。
と言う記事の内容でした。
また増税にあわせての骨組みとして検討している経済対策案があがっていました。
経済対策案・中小の小売店などでキャッシュレス決済した消費者に購入額の2%をポイントで還元
・年収755万円以下の世帯を対象に最大50万円を支給予定の「すまい給付金」を拡充
・一定の条件を満たした住宅のリフォーム(改修)費用を一部補助
・低所得の年金生活者に最大で月5000円支給する制度の開始時期を前倒し
※2018/10の時点での対策案です
と言う内容です。なんとしてもキャッシュレス化を図りたい国の政策を感じるような対策案を感じます。
また最近の記事では、中小店キャッシュレス決済端末の導入負担を実質ゼロにする方針などの対策も案として検討との事だ。
あくまでも私のイメージですが医療業界のなかで、薬局と言うビジネスモデルは特に特殊なように感じます。
営業もなく、病院の近くにあるだけで、お客様自体が自然と来客される。他の業界と比べると一目瞭然で、例えばスーパーなどはここが他の店とは違う!と言う事をあの手この手で宣伝し、アピールをしている。
しかし、薬局はその様なことは必要がないと思っている方が多いのが今の現状ではないでようか。
特別なことをしなくても、立地条件なども関係してくるが特に変わったこと例えばかなり接客態度が悪いなど、不快な気持ちにならない限り病院の隣(近く)の薬局を選ぶでしょう。
しかし、そのままの体制でいれば必ず悲惨なことになるでしょう。薬価改正や調剤報酬改定などさらに厳しくなってくるはずです。
この国の政策が他の薬局と差別化をはかる大きな分岐点になるようにも感じます。
必ず、キャッシュレス化は進みます。それは間違いない事実です。
このままでも大丈夫だ!と思わずに、2%還元と言う政策をうまく利用し他の薬局とは少し違うと言う事を早めにアピールできれば、間違いなく差別化ができ集客につながるのではないでようか。薬局もアピールする時代が訪れたのだと思います。
【重要】
調剤薬局の収益=患者数×調剤報酬+薬価差益です。この内、調剤報酬と薬価差益は今後も一方的なルール変更が繰り返されますから、コントロールができません。一方で、患者数は経営努力次第で増えることもあれば減ることもあります。2019年、そんな経営者の力量が試される時代がやってきました。
この大きな経営環境の変化の波に乗り、大きく新規の患者数を増やそう。そう思われる方は、「キャッシュレス戦略セミナー2019」にご参加ください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません