東京五輪後、日本の失業率は著しく悪化する! AI×人口減少「そら恐ろしい未来」
コレは2018年10月26日に東洋経済オンラインに掲載された記事です。
この記事を読んで、「薬剤師には関係ないし、自分たちの仕事がなくなるわけがない!」そう思われている方も少なくないでしょう。私も以前は同じように思っていましたが、今は「薬剤師の仕事はいずれAIに取って代わられてしまう…」と思うようになりました。
というのも、以下は記事の抜粋ですが、
このようにすでに医療の分野でもAIによる自動化が進んでいるからです。いつかこのようなことが起こるであろうという推測の話ではなく、実際に起こっている話なのです。
私たち薬剤師の主な仕事は「調剤」と「鑑査」です。「調剤」は正しい薬を正しい数揃える仕事、「鑑査」は調剤された薬の分量等が間違っていないか確認する仕事であり、このどちらの仕事も正確性を求められるため、人間よりもAIの方が遥かに優れていることはお分かりいただけると思います。
実際に全自動錠剤分包機(以下イーサー)やPTPシート全自動薬剤払出機(以下ティアラ)、処方監査支援システム(ATTELNO2)など調剤や鑑査の分野にすでに幅広く導入されています。
別記事「薬剤師の人件費より安いのに!薬剤師2人分の働きをするEser(錠剤全自動分包機)!?」「Tiara(PTPシート全自動薬剤払出機)を導入するとピッキングの手間が半分以下に!?」「ATTELNO2(薬剤監査システム)の導入で薬剤師がいらない時代がやってくる!?」を参照
以前私が努めていた薬局にティアラが導入されていましたが、スピードと正確性はいうまでもなく薬剤師2、3人分の働きぶりでした。やはりピッキングなどの作業は機械にはかなわないと思わされました。
さらに機械ですので休憩や睡眠などは必要ありません。電源を切らないかぎりはずっと休みなしで働くことができます。
当たり前ですがスピードと正確性と持続性のどれをとっても、人間がかなうものは何一つありません。
こういったことから、将来薬剤師の仕事がAIに取って代わられるのは時間の問題であると思ってしまうのはわたしだけでしょうか?
いま薬剤師としてやれることは何なのか?それを見直す時期に来ているのかもしれません。
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