処方せんシミュレーター

2018年9月3日

国の政策誘導は強烈なパワーをもちます。その政策のなかで、調剤薬局が関連する事項が次の三つです。

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  • 2019年4月:キャッシュレス化推進のための減税
  • 2019年10月:消費税の税率アップ10%
  • 2020年4月:調剤報酬改定

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一見、ほとんど関係のない事項に思える上ふたつですが、これが会社の利益にとても大きなインパクトを与えます。例えば、次のような経営状況のケースで考えてみましょう。

もう、お解りですよね。

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利益率が3%なら、

  • キャッシュレス決済が3割になると利益の3割が吹き飛びます
  • 5割なら半減。利益率は1.5%です

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思った以上に、キャッシュレス決済の手数料は思った以上に利益を食い荒らします。

このシミュレーターは、そんなキャッシュレス決済と集中率案件のふたつに対応して作りました。その初期設定の条件は次の通りです。

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次回改正ですが、集中率について次のような改定が行われると想定しています。

※ 独断と偏見で、私がイメージする「かかりつけ薬局」は集中率7割です

  • 処方せん枚数/月:2000~4000枚の薬局:集中率85が80%に強化
  • 処方せん枚数/月:1500~2000枚の薬局:集中率案件適応85%

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この集中率を満たすことができなかったら基本料が2(46が25点となり160円減算)になったと、上図のように客単価が自動的に9840円として計算されます。

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御社のお名前や住所、電話番号などの情報は一切必要ございません。お申込みいただくと、返信メールにダウンロードパスワードが記載されております。今後の経営にお役立ていただければ幸いです。

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例1)今回は基本料1がとれている月の処方せんが2150枚(門前1800、その他350枚)のケース

ご覧のように、1800と350と入力すると合計2150枚となり、集中率は83.7%です。今回はセーフでしたが、次回想定は80%で、その下の赤丸に100とあります。

つまり、80%を達成するにはあと100枚処方せんを増やす必要があります。また、その下は75%達成に必要な枚数が、さらにその下には基本料が2になったときの減益額が32万円と算出されています。

さらに、カード利用率のシミュレーションも…

上記の表2に入力いただくと、連動して表3も自動計算されます。

先のように表2の集中率案件をクリアできれば、青で囲った部分は単価1万円で計算されます。が、今回は次回改正想定の80%をクリアできませんでしたから、自動的に16点減点の9840円で計算されます。

下の赤で囲った部分をご覧ください。

表3は、基本料が1がとれていたとき利益率3%を想定しております。また、基本料が2になると、それに連動して1枚当たりの利益が160円減少しますので、利益分も自動計算しております。

そこに、カード利用率(青い➡)と手数料を計算し、上記の利益と連動して計算を終了しています。

つまり、現在基本料1で3%の利益率のケースでは、基本料が2になるとカード利用者が10%でも赤で囲った資格の一番下の部分のように赤字になります。

なお、この「赤字」と書かれた部分は、利益がでているケースではちゃんと利益率が数字で表示されます。赤字であるからこそ「赤字」と表示されています。

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念のため、1550枚で集中率85%クリアのケース

以下のように、門前1300+それ以外250枚ですと1550枚/月で、集中率85%が「0」となっております。この「0」は集中率案件を満たしたときに出る数字で、その下が75と青字であるのは80%案件を満たすのに必要な枚数になります。

では、表3を見てみましょう。

ご覧のように青い四角で囲った部分は単価10,000円のままです。また、一番下の利益率部分も黒字が維持されていますから数字が表示されています。

1500~2000枚の集中率は注意が必要!

私は、一気に1000枚以上に集中率が適応されることもあり得ると考えています。まあ、それは置いといて、1500~2000枚の薬局は集中率85%を目指すべきでしょう。

というのも、オリンピック後に訪れるであろう調剤薬局の景色とは?で指摘しましたが、キャッシュレス化で人はますますポイントに敏感になります。

また、そこでは指摘しませんでしたが、来年度に政府がキャッシュレス化推進のために減税をする予定です。これによりキャッシュレス化が一気に進むわけですが、同年の10月には消費税増税が控えています。ならば、ますます消費者はポイントに敏感になる。これは自然な流れでしょう。

したがって、特に都市部の薬局は、次の3重苦が待ち受けていると想定しなければなりません。

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  • 既存客の大幅な流出:7%以上を想定
  • キャッシュレス化による手数料50%以上を想定
  • 次回改正で、基本料が2に。つまり、最低限1枚当たり160円減少

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次回の改正では、日数加算や一包化加算、後発品加算が減算されることも容易に想像できます。それは置いといても、上記のような案件が重なることは想像に難くありません。

このシミュレーターを転ばぬ先の杖として、御社の経営にお役立てください。

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当然ですが、保険調剤の支払いですから自己負担は3割や1割と人により違います。また、子供医療費がかからない自治体もありますので、このシミュレーターはそういったことを無視して100%負担を前提にしております。

ただし、カード手数料は3~4%と幅がありますので、キャッシュレス化による利益率への影響はこのシミュレーターの半分程度とお考えいただいていいでしょう。

逆に、この話を聞いて「小児科門前で良かった…」というのは早合点です。カード利用がない処方せんは、他の薬局にとってもおいしい案件。したがって、この取り組みで狙い撃ちになりやすいということは忘れないでください。

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まとめ

実は、クライアントには、こういった国の政策を逆手にとった取り組みをはじめていただいております。そしてつい先日、次のようなお話をいただきました。

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「鈴木先生が言っていたように、今回の取り組みを紹介したらすぐにお客様が来店され、あらためてその質問されました。『もちろんです!』とお答えし、さらにヨヤクスリの紹介をしたところ『家族全員いいの?』と聞かれました。

たったこれだけのことで、またまたご家族全員の処方せんが獲得できました。たぶん、同じような反応をする方はたくさんいると考えられます。」

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どんなことをしたのか?

それは、おおよそあなたが想像した通りのことです。

「薬局ビジネス戦略研究会」の紹介で説明しているように、私のコンサルティングは「王道」ですから必殺技などありません。

ただただ、情報を収集し未来を想定する。そして、その想定に対応した手立てを考え実行する。たったこれだけのことにすぎません。

したがって、今回の国策を逆手にとった取り組みもまた、とてもカンタンです。

それが、「キャッシュレス化を逆手に取ったゲリラ戦略」です

でも、易しくはない…。

情報リテラシーは、本質的な経営をしてこないと身につくものではありませんから。

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国の政策を逆手にとった取り組み。これは、とても重要です。

この取り組みを今年度中に、できれば2019年の1~3月にやれているかどうか?

それが、4月以降の顧客流出率に大きな違いを生むことになるでしょう。なぜなら、2019年の10月には消費税増税が待ち受けているからです。

この件に関しては、薬局ビジネス戦略研究会の取り組みを紹介するセミナー開催時、同時開催でセミナーを開催する予定です。

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Posted by kuniaki